5.2.3 グラフィカル オブジェクト プロパティを決定する

以下の 2 の位置を変更しようとしていたことを思い出してください:

c-2
\stemUp
f

[image of music]

垂直方向で見て、2 は元の音符の隣に配置されるのですから、この配置に関連するインターフェイスに干渉する必要があります。これは side-position-interface を用いて行います。このインターフェイスについてのページには、以下のように記述されています:

side-position-interface

Position a victim object (this one) next to other objects (the support). The property direction signifies where to put the victim object relative to the support (left or right, up or down?)

(対象オブジェクトを他のオブジェクト (サポート オブジェクト) の隣に配置します。このプロパティ direction は、対象オブジェクトをどこに配置するかをサポート オブジェクトからの相対位置で示します (左あるいは右、上あるいは下?))

この記述の下に、以下のような変数 padding についての記述があります:

padding

(dimension, in staff space) (譜スペースを単位とする距離)

Add this much extra space between objects that are next to each other. (隣り合うオブジェクトの間にスペースを付け加えます)

padding の値を増やすことで、運指記号を符頭から離すことができます。以下のコマンドは、音符と運指記号の間に 3 譜スペースを挿入します:

\once \override Voice.Fingering.padding = #3

このコマンドを Fingering オブジェクトが作成される前に挿入する -- つまり c2 の前に挿入する -- と、以下のような結果が得られます:

\once \override Voice.Fingering.padding = #3
c-2
\stemUp
f

[image of music]

このケースでは、調整されるコンテキストは Voice です。このことは、内部リファレンスの Fingering_engraver プラグインについてのページからわかります。このページには、以下のような記述があります:

Fingering_engraver is part of contexts: … Voice

(Fingering_engraver は次のコンテキストの一部です: … Voice)


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About automatic language selection.

LilyPond — 記譜法リファレンス v2.17.97 (開発版).